身みに覚おぼえもないまま

在自己都不曾察覺的情況下

背せ負おわされた何なにかを

被強加了某種重擔

脚あしに感かんじながらも歩あるいて行いく

即使步伐沈重，我仍繼續前

答こたえがひとつならば

如果答案只有一個

迷まよわず居いられようか

那我是否就能不再迷惘？

それはさぞ幸しあわせ

那一定是多麼幸福的事啊

つぶやくように

像低語般地呢喃著

砂すなを撒まく風かぜに向むかいながら

迎著揚起砂塵的風

布ぬのを当あて言ことの葉はを隠かくし

用布遮住雙唇，隱藏話語

爆はぜゆくこの命いのちが

而這逐漸崩裂的生命

信しんじられる物ものを探さがしてる

仍在尋找值得相信的事物

畦あぜ道みちで手てをつないでいた

曾經在田間小路上牽著的那雙手

ぬくもりが今いまも残のこるせいで

因那份溫暖至今仍未消散

小ちいさな私わたしを捨すてきれない

我始終無法捨棄那個年幼的自己

手てのひらが渇かわいていくような

如掌心乾裂般

居い心ごこちの悪わるさを感かんじても

感受到不舒服也好

その声こえが身体からだに染しみ渡わたる

你的聲音依舊滲入我的全身

砂すな剥はがれ落おちていくように

如砂般一層層剝落

爆はぜゆくこの命いのちは

這即將爆裂的生命

何なにを残のこそうと足あが掻く

為了想留下些什麼依然掙扎著

影かげ踏ふみながら追おいかけた

一邊踩著影子一邊追逐著

貴あな方たの背せ中なかが残のこるせいで

因為那道留存在我心中的背影

小ちいさな私わたしを捨すてきれない

我始終無法捨棄那個年幼的自己